がんばりましょう！

この「だいありぃのーと」で、いろんな方々の日記を読むと、自分の夢の実現のために、努力していらっしゃる方が非常に多いことに気づきます。
そこで思ったのですが・・・


だれでも子供のころには
「大きくなったら○○になる！」
って夢があったと思う。

私は子供のころ
「大きくなったら汽車の運転手さんになる！」
って言ってた。
（注：私の地元的解釈では
　　　　　汽車＝国鉄・JR
　　　　　電車＝私鉄　　　　です。）

現在の私は、とある設備の設計の仕事をしているので、子供のころの夢は実現できてないわけだ。


一般的に鉄道会社は人気就職先で、その就職は容易でないようです。それなりの準備と努力が必要。
それと、国鉄・JRでは一昔前までは、運転手を技術系職種から養成してたそうな。
そんな訳で、私は理系の学校、しかもJR某に確実に就職できそうな学校を目指し、勉強したのです。
まずは、目指す学校に入学できまして、学業に励みました。もちろん、過去の就職状況等の関係から、まともに勉強してればJR某への就職は確実な訳で・・・

ところが、JR某では運転手を営業系職種から養成するようになっちゃったのですよ！
（ちなみに多くの私鉄では昔から、営業系の職種から車掌を養成、さらに運転手として養成でした。
今にして思えばJR某は、将来的に技術系の職種は管理部門のみを残し、外注化をはかるのが目的のようでした。だから、高校新卒者の採用をしてなかったんだな。）

ここで困ってしまった・・・

実際、技術系職種でのJR某への就職は確実な状況になりました。ただし運転手は望み薄。
かといって、人気就職先の鉄道会社に、理系出身者が営業系職種で就職するのは、まず無理。

運転手は無理でもJR某に就職しようか？とも思ったのですが・・・
家庭の事情等々考えると、無理に就職するのが、はして良いのか？

悩みました・・・・

結局、鉄道関係以外でおもしろそうな事ができそうな、地元の会社に就職を決意したのです。
それが今の会社です。
結果的にその選択は大正解で、好きほうだいやらせてもらって、非常に充実しています。
でも、結果が良かったから良いものの、思いどうりにならなければ、後悔してたと思う。
実際、入社2年目後半に今の仕事を担当するようになるまでは、腐ってたしね。

世の中の多くの人は、子供のころの夢が実現できていないんだろう。
それでも、私みたいに結果オーライな状況なら良いけど、現状にも満足できずに悔やんでる人達が、かなりの割合を締めてるのでは？

子供のころの夢を実現したひとにぎりの人達には、本人の努力があったことは間違いない。でも努力だけでない「何か」もあるんじゃないかな？
そう思うと、夢を実現した人達は、とてもうらやましい存在に思えます。

でも、努力も無しに（足りずに）夢破れて、後で後悔するのは避けたいところです。
現在、夢に向かって努力している方々には、たとえ夢破れても納得できる結果になるよう、努力＆悩んでほしいと思います。
そして私もそうありたいものです。