転ばぬ先の杖

2004年2月5日
さろし号を整備工場に入れました。
点検等の目的もあったのですが、主目的は燃料ポンプの交換。
故障した訳ではないのですが、先代、先々代さろし号が燃料ポンプ故障を起こしていて、現さろし号も同一メーカー・同一クラスなので、過去の実績から考えるとそろそろ壊れるのでは?という予測に基づいた予防的行動です。
「燃料ポンプを交換したい。」
と言ったところ、整備工場からは反対されました。その理由として、

・壊れてないのにどうして?
・走行10万キロまでならクレームで無料修理できる。お金がもったいないよ。
・よほど使い込まない限り、燃料ポンプなんてそうそう壊れる物ではない。

ということでした。
ですが、過去の故障実績があるし、燃料ポンプが壊れると動けなくなるので、もし温泉巡りで遠くの山奥で故障発生!になると目も当てられない状況になるのが怖いのです。
クレームで無料修理できるとしても、迷惑料を貰える訳じゃないだろうし、第一無駄に過ぎ去る時間が戻るわけでもありません。
それだったら、さほど金額のかさむ整備ではないので、リスク軽減しておいた方が得!という判断です。
この辺の事を整備工場に説明して作業してもらいました。

それにしても、よそでは起らない燃料ポンプ故障が、さろし号に限ってなぜ起きるのか?
年間4万キロ走行&長距離連続走行のスーパーヘビー使用条件のせいなのだろうか?
あと不思議なのは、整備工場から「壊れてないのにどうして?」という意見がでるという事は、
世間一般に車は壊れたら直す物であって、予防整備という考え方が無い。
という事なんでしょうね。
そういえば整備工場のひとから、
「さろしさんの車は点検によくやってくるから良いけど、人によっては、車検から車検まで点検はおろか、オイル交換や洗車もろくにしていなくて、車をボロボロにしている事もザラにある。そんな人に限って『どうして故障するんだ!』とか『整備費用が高い!』とか文句を言うんだよ・・・。」
なんて聞いた事があります。
車とは違いますが、仕事で設備のおもり等していますと、「過去の運用実績に基づいて異常の無い装置でも交換」だとか、「古い装置の予備的運用へのシフト」なんかは当たり前の事です。
個人使用と商業利用の差はあるでしょうけど、田舎の生活にとって車は必要不可欠だし、万一の場合のリスクが大きい品物なので、整備は欠かせないと思います。 

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

日記内を検索