地元では

2004年3月24日
テレビで、いかりや長介さんの葬儀の様子を見て思ったのですが・・・。

一般的に御葬式の最後には、遺影・位牌を掲げた親族の方に続いて、棺を親しい方々が手に持って、出棺となります。ここに関わる皆さんは当然喪服です。
ですが、
我家の周辺では、男性は白い着物に裃・袴といい格好をします。いわゆる切腹スタイルです。
さすがに全員がこの格好は出来ないので、完全に白装束をするのは喪主はじめ数名の親族だけで、棺を持つ方々は喪服の上から白い裃と袴を着けるというあんばい。
私も母親が亡くなった時には、白装束の裃・袴を着けました。
他の地域では、こんな格好をしているのを見たことがないので、おそらく地元のみの風習だと思っているのですが、どうなんでしょう?
この白い裃、大手冠婚葬祭会社でも、ちゃんとリース品として用意しています。細かな風習にも敏感なんだなあ。

それにしても、現代人の生活において着物を着る事は少ない訳ですが、袴はともかく、裃なんて着ける事はまず考えられません。しかも白装束ですからね、他の地域では経験できない行為ですな。

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