悪天候を期待して

2005年1月22日
今日は会津の温泉めぐりです。会津というより奥会津と言ったほうが良いのでしょうか?
昨夜は一旦帰宅して身支度を整え、早々に出発しました。
会津の奥地へは、新潟県の小出から六十里越を越えていくのが便利なのですが、人家のない超豪雪地帯なので冬季通行止めで通れません。そこで津川から会津坂下へぬける迂回コースです。
会津坂下から只見へ向かう国道252は、すっかり雪に埋もれていました。過疎地&深夜とあって、たっぷり降り積もった新雪に、わずかな轍が見えるだけです。北陸の雪質だったら、ぜったい乗用車では走れない雪の量なのですが、さらさら、ふわふわの粉雪なので、雪を蹴散らしながら走行できるのです。ちょっと気持ちの良い体験です。ただ、巻き上げた雪煙がボンネットを越えフロントグラスまで登ってくると、全く前が見えないのが難点・・・。

夜も開けきらぬ早朝に、お気に入りの温泉に到着であります。
■某温泉 共同浴場
金属臭がして炭酸を含むお湯は爽快な感覚です。何度も来ていても良い温泉は良い!としか言いようがないです。

湯上り後は更に奥地、只見を目指してひた走り・・・・うん!?
なにやらライトが暗い・・・エアコンのファンが不調・・・きゅるるると嫌な音がして回復、また不調・・・。
どうやら粉雪をたっぷり巻き込んで、ベルトが滑って発電機が回っていないようです。こんな山奥でエンコしては堪らないので、その後は雪を巻き上げないよう、慎重に運転。

なんやかんやで会津の最奥、只見町に到着しました。
ここでは「あかべこ」を見物する予定であります。常に見れるとは限らないのですが、今日は大丈夫なようです。かなりの見物人が集まっていました。
準備ができるまでは中に入れないので、除雪して出来た雪山に登って、中の様子を覗き見・・・おっ!いるいる!
「あかべこ」が所定の位置に繋がれて、「もう入っても良いですよ。」と声がかかりました。
皆さんで順番に写真撮影など。
それにしても、料金をとらないとは太っ腹です。
さすが只見。

見るもの見たので、はやくも帰宅の途につきました。
といっても、もちろん温泉には入る。
■湯ノ倉温泉 鶴亀荘
何年も前に一度きたことがあったのですが、内部は古い建物をうまく利用して、きれいにリニューアルされていました。
お風呂はおおむね昔のままでした。黄土色に濁ったお湯は、うっすら塩味がします。よく温まるお湯で冬の寒さにはありがたいです。窓や露天風呂から見える景色も、一面の銀世界でキレイでした。

 
ところで、今日は「あかべこ」が見れて満足した訳ですが、今度は「ザリガニ」を見て見たいものです。(謎)

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