山買うだ。
2005年3月9日
前から気になっていた事がひとつ。
空き地や、庭の片隅などに生えてきた雑草って、刈り取ったり、ひっこ抜いたりして処分してしまうのが一般的です。
でも、これって身近な環境破壊じゃないんでしょうか?
二酸化炭素の排出量削減が求められる時代が近づき、木や草の重要性が、声高に唱えられる日が近いと思うのです。
これからは、企業や自治体などが二酸化炭素の排出権をめぐって、熾烈な争いを繰り広げるに違いありません。そうなれば、現在二束三文の価値しかないような山林が、高値で取引されることでしょう。
今のうちに山を買うべし。
という事で、山を所有している会社の上司と雑談したのですが、山の購入って非常に困難であることがわかってきました。
というのも、山の所有権というのは歴史的経過をたどって、一般の土地以上に複雑な権利関係になっていることが多いそうなんです。なにしろ二束三文の価値しかないような山林であれば、相続の手続きなどもいい加減になってしまいますから・・・。
さらに、そういった面をクリアしたとしても、実際の面積が登記上の面積と大違いなんて事はザラだそうで、しかも土地の境界というのが分からない。とくる訳です。だいたい山林の境界というのは、口伝えだそうなので、すでに現在の所有者が明確な境界を分からないというのも普通にある事で、事実その上司も「わからんがよ〜。」と言っていました。
なにしろ山ですから、測量して、杭を打って・・・なんて事は非現実的な行為なので仕方がないのです。
昔、山が高い価値を持っていた時代には、山仕事で常に人の出入りがあるため、所有者・管理者が境界を認識できたのです。
ですが、出入りしなくなってしまえば人間の記憶なんて・・・しかも植物の生長等に伴って景色が一変してしまうこともザラ。分かる訳がないのです。
さらに言えば、現代において「山を買う」なんて口走れば、「いったい何があるのか?」という事になって、大変な騒ぎになってしまうことでしょう。
でも山ほしいなあ・・・。
空き地や、庭の片隅などに生えてきた雑草って、刈り取ったり、ひっこ抜いたりして処分してしまうのが一般的です。
でも、これって身近な環境破壊じゃないんでしょうか?
二酸化炭素の排出量削減が求められる時代が近づき、木や草の重要性が、声高に唱えられる日が近いと思うのです。
これからは、企業や自治体などが二酸化炭素の排出権をめぐって、熾烈な争いを繰り広げるに違いありません。そうなれば、現在二束三文の価値しかないような山林が、高値で取引されることでしょう。
今のうちに山を買うべし。
という事で、山を所有している会社の上司と雑談したのですが、山の購入って非常に困難であることがわかってきました。
というのも、山の所有権というのは歴史的経過をたどって、一般の土地以上に複雑な権利関係になっていることが多いそうなんです。なにしろ二束三文の価値しかないような山林であれば、相続の手続きなどもいい加減になってしまいますから・・・。
さらに、そういった面をクリアしたとしても、実際の面積が登記上の面積と大違いなんて事はザラだそうで、しかも土地の境界というのが分からない。とくる訳です。だいたい山林の境界というのは、口伝えだそうなので、すでに現在の所有者が明確な境界を分からないというのも普通にある事で、事実その上司も「わからんがよ〜。」と言っていました。
なにしろ山ですから、測量して、杭を打って・・・なんて事は非現実的な行為なので仕方がないのです。
昔、山が高い価値を持っていた時代には、山仕事で常に人の出入りがあるため、所有者・管理者が境界を認識できたのです。
ですが、出入りしなくなってしまえば人間の記憶なんて・・・しかも植物の生長等に伴って景色が一変してしまうこともザラ。分かる訳がないのです。
さらに言えば、現代において「山を買う」なんて口走れば、「いったい何があるのか?」という事になって、大変な騒ぎになってしまうことでしょう。
でも山ほしいなあ・・・。
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