混雑

VIPルームだ！

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午後から長野県の
■某お気に入り温泉　某お気に入りの宿
へ出かけました。
国道から温泉へ向かう県道に分岐する車が妙に多いな〜なんて思いながら足を進めました。ですが、さすがに県道から宿へ向かう分かれ道に曲がる車は、他にいませんでした。何しろその道の先には、その宿しかないのです。おせじにも流行ってるとは言えない宿です。でも湯が良い！
曲がった先に、ちょっと道が広くなってるところがあるのですが、そこにバスが止まってました。周辺の道路はとても狭いので、県道の先に有る有名旅館にやってきたけど、駐車場に入ったり、方向転換できないので、ここに駐車してるんだろうと想像がつきます。
ところが宿へ向かうと、やけに人が居る。いつも昼間はつけてない廊下の照明もついてるし、写真とってる人が沢山居て妙な雰囲気。
車を停めようとしたら御亭主がやってきて、
「ごめーん、今団体さんでいっぱいなんだよ〜。下にバス居たでしょ、ゆうべ泊まったんだ〜、もうすぐ帰るから30分くらいしてから来てくれないかな〜。」
げげ、ここにも団体さんが泊まるんだ！今年最大級の驚きでした。

御亭主の申し出にしたがって30分後に再訪問してようやく入浴しました。
なんかですねー、ぬるいんです。湯の感触も水っぽいし、浴槽の底に溜まった湯花やゴミが湯に舞ってるし・・・ちょっと嫌な感じでした。
すぐに他のお客さん3名がやってきました。ここで4人で入浴するなんて、史上最大人数なのでこれまた驚き！その3人ぐみ（親子のようだ。）は、その温い湯に浸かって「熱い」とか「本物の温泉」だとか言ってました。いや、この状況はそうじゃないでしょ・・・。
あっという間に体を洗って出て行く三人組み。
ようやく一人になって、ホースで湯を足して熱くしました。御亭主からは「ぬるかったら、湯を足して調節して・・・」と言われているのです。そう、蛇口の湯も温泉なのですよ♪
出る頃になって、ようやく満足できそうな湯になりました。

宿には流行ってもらいたい反面、沢山人が来ても困るな〜と思ったのでした。