立ち眩みだと思った。

本日は乗り物活動があった為、夜も明けきらぬうちに温泉ホテルを出ました。
すたこらさっさと目的地の新潟へ向かったのですが、北陸自動車黒崎PAのトイレで用を足し、個室から出ようとした時にその出来事は起りました。
ふらふらふら、ゆらゆらゆら・・・。
先日から体調が悪かったので、立ち眩みをしたのかと思ったのですが、なんかトイレのドアがガタガタと音を立ててゆれています。
自分の意識が揺れてるんじゃない。地震だ！それもかなりでかい！
高速道路が通行止めになってPAで足止めとかになっても都合が悪いので、すたこらさっさとPAを後にしました。
愛車さろし号の車内でラジオを聴くと、能登半島方面が震源で、津波の可能性があること、近所に救助を求めているひとがいないか確認することを繰り返し放送していました。といっても情報が流れているのはNHKだけで、民放は通常放送・・・。
高速道路はなぜか50キロ規制が出ていましたが、今にして思えば地震による規制なのでしょう。見た目には何の被害も無し。
目的地付近の三条燕ICに近づくと、上越新幹線と並行するのですが、やはり本線上で新幹線が停車していました。

で、この時点でも自宅の被害なんて、まったく頭になかったのですが、家人から次々と電話がかかってきて、ようやく家の事に気が付きました。遅すぎ・・・。
父親の話では、かなり揺れたものの、実質的に被害無しということで一安心して、自分の無事を伝えたうえで本日の目的を遂行する事にしました。
燕では、乗り物関係のイベントとツアーに参加したのですが、ツアー参加の為に上越新幹線に乗ってきた方の話によると、
「突然ブレーキが掛かって新幹線が停まったんですよ。『何で停まるんだよー！』とか思ってたら、ちょっと間をおいて揺れ始めてね、地震だってわかったんです。揺れが来たときにはもう停まってたんです。もう、これは素晴らしいって感動しましたよ！」
すげー！科学の勝利！