まさに2007年問題
2007年7月2日
私の父親は64歳、もうしばらくで65歳になります。60歳で定年を迎えてから、もう5年も経つのです。
父は会社勤めをしてるときから常々、
「会社やめたら、もうどこにも働きに行かずにゆっくりする。」
と言っておりました。これに対して周囲の者は、
「今時60歳なんて、まだまだ若いんだから、仕事しないなんてもったいない。」
なんて申しておりました。
でも実際に定年になってみると、本人の言葉のとおり、毎日釣りをしたり、家を直したり、町内会や寺の活動など、まさに悠々自適の生活をしております。仕事の誘いもいくらかあったようなのですが、頑なに断っていたようです。
と言う事で、こんな生活が続くと心の底から信じていたのです。昨日までは・・・。
ところが、本日から暫くアルバイトに出ることになりました。アルバイト先は父が勤務していた会社の下請け企業で、実際の仕事は元勤務先へ行き、元々やっていたような仕事をするそうです。ちなみにアルバイト先となる企業は、父の元勤務先企業を辞めた人達が、外注化の進展を見据え設立した下請け専門の会社です。つまり経営者や主要な社員は、みんな元勤務先の人たち・・・。
父が言うには、前から人手が足りないのでアルバイトしてもしい。と頼まれていたのを断り続けていたそうです。ところが昨日になって、自宅までやってきて「本当に困っているので頼む!」と言われ、断りきれなっかたとのこと。
今までは人手不足ということで、とりあえず人間は出していたそうですが、やはり専門外の人では要領を得ず、専門の技術屋さんがどうしても必要・・・という事のようです。事情は解らなくもないのですが、退職して5年も経つ人間までひっぱて来るとは、よほど切羽詰った状況だと想像できます。
私の勤務する会社もそうなのですが、団塊世代の大量退職時代を向かえ、技術、営業、人脈etc・・・その継承に問題が出始めています。まさに2007年問題です。
父の勤務していた会社は、過去の業績不振時の新規採用中断期があったこともあり、2007年問題はかなり深刻なようです。よその会社の事ながら、なんだか心配になってしまいます。
父は会社勤めをしてるときから常々、
「会社やめたら、もうどこにも働きに行かずにゆっくりする。」
と言っておりました。これに対して周囲の者は、
「今時60歳なんて、まだまだ若いんだから、仕事しないなんてもったいない。」
なんて申しておりました。
でも実際に定年になってみると、本人の言葉のとおり、毎日釣りをしたり、家を直したり、町内会や寺の活動など、まさに悠々自適の生活をしております。仕事の誘いもいくらかあったようなのですが、頑なに断っていたようです。
と言う事で、こんな生活が続くと心の底から信じていたのです。昨日までは・・・。
ところが、本日から暫くアルバイトに出ることになりました。アルバイト先は父が勤務していた会社の下請け企業で、実際の仕事は元勤務先へ行き、元々やっていたような仕事をするそうです。ちなみにアルバイト先となる企業は、父の元勤務先企業を辞めた人達が、外注化の進展を見据え設立した下請け専門の会社です。つまり経営者や主要な社員は、みんな元勤務先の人たち・・・。
父が言うには、前から人手が足りないのでアルバイトしてもしい。と頼まれていたのを断り続けていたそうです。ところが昨日になって、自宅までやってきて「本当に困っているので頼む!」と言われ、断りきれなっかたとのこと。
今までは人手不足ということで、とりあえず人間は出していたそうですが、やはり専門外の人では要領を得ず、専門の技術屋さんがどうしても必要・・・という事のようです。事情は解らなくもないのですが、退職して5年も経つ人間までひっぱて来るとは、よほど切羽詰った状況だと想像できます。
私の勤務する会社もそうなのですが、団塊世代の大量退職時代を向かえ、技術、営業、人脈etc・・・その継承に問題が出始めています。まさに2007年問題です。
父の勤務していた会社は、過去の業績不振時の新規採用中断期があったこともあり、2007年問題はかなり深刻なようです。よその会社の事ながら、なんだか心配になってしまいます。
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