私はあらかじめ準備してあるので無関係ですが

今朝、会社へ行く為電車に乗ったら、えらく混んでいました。
いつも雨が降ると電車が混むんです。普段は自転車に乗ってるひと、特に高校生あたりが電車に乗るから混雑するんでしょう。
ところが、今朝の混雑具合はそれ以上でした。高校生に加えて、サラリーマン風の方々もいつもより沢山乗車していました。
天気予報によると、夕方から雪になり明朝まで降り続くとのこと。普段クルマ通勤しているけど、タイヤ交換が出来ていない為、雪に恐れをなして電車にしたのではないかと想像いたします。
毎年のことですが、冬が近づくとタイヤ交換をいつするか？というのが、挨拶代わりのような会話になるんです。議論のポイントとしては、いつまで普通タイヤで過せるか？少しでも普通タイヤで過したい。冬タイヤを温存したい。という事になります。
逆に3月くらいになると、いつ普通タイヤに戻すか？という会話が行われ、少しでも早く普通タイヤに戻したい。という話になります。
とにかく冬タイヤを温存したい。冬タイヤが減るともったいない。というのがポイントです。

これ、私からみると不思議でたまらない話なんです。
秋の終わりには早めに冬タイヤに交換して、春先は雪の心配が完全になくなるまで普通タイヤに戻さなければ良いのです。
冬タイヤの使用期間が延びて磨耗量が多少増えたところで、たかがしれています。むしろ、あわててタイヤ交換をする労力や、いつ交換しようか？と考える精神的負担が損です。そもそも冬タイヤが磨耗しても、その分普通タイヤが温存されるのですよ。
冬タイヤで雪の無い道路を走るのはよくない。って意見もでてくるんですが、今時の気候、除雪状況では、真冬だって道路に雪が無いことのほうが多い訳で、問題ありません。

結局のところ、冬タイヤを温存しようという発想は、スパイクタイヤ時代の常識が、状況変化を無視して、そのまま現代に引き継がれているのだと思われます。
みなさん、安心してスタッドレスタイヤを使いましょう。

外回り中にタイヤショップや、整備工場をのぞいたら、タイヤ交換の車であふれかえっていました。
大変そうだなあ。