こんな高波見たこと無い!
2008年2月24日
恐ろしいです。
これはニュース報道の場所ではないのですが、まあ似たような地域で撮影しています。
漁港の防波堤に当たった波が、考えられないような高さにまで立ち上がっています。ドーンという地響きのような音が鳴り響き、無気味としか言いようがありませんでした。
撮影した場所は漁港ですので、沖に高さのある防波堤がありますが、一般の海岸では、沖の消波ブロックで若干波の強さが収まるものの、高い波が防波堤を越え、波しぶきが飛んでいました。酷いのは沖の消波ブロックの切れ目です。容赦なく波が陸に押し寄せてきました。恐ろしいとしか言いようがありません。
海沿いでこのような出来事が起こっていても、海からやや離れた我家では、怠惰な日常が過ぎていく訳で・・・。
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20080225/10298.html
これはニュース報道の場所ではないのですが、まあ似たような地域で撮影しています。
漁港の防波堤に当たった波が、考えられないような高さにまで立ち上がっています。ドーンという地響きのような音が鳴り響き、無気味としか言いようがありませんでした。
撮影した場所は漁港ですので、沖に高さのある防波堤がありますが、一般の海岸では、沖の消波ブロックで若干波の強さが収まるものの、高い波が防波堤を越え、波しぶきが飛んでいました。酷いのは沖の消波ブロックの切れ目です。容赦なく波が陸に押し寄せてきました。恐ろしいとしか言いようがありません。
海沿いでこのような出来事が起こっていても、海からやや離れた我家では、怠惰な日常が過ぎていく訳で・・・。
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20080225/10298.html
迫る高波「逃げろ」 現地ルポ
2008年02月25日
浸水した住宅街から、けが人らを荷台に乗せて運ぶトラック=24日午前11時半ごろ、入善町芦崎
荒れ狂う冬の高波は、ごう音とともに住宅街に押し寄せた。二十四日、入善町芦崎や黒部市の生地鼻海岸などに襲いかかった巨大な破壊力を持つ寄り回り波は、高さ三メートルの護岸堤を幾度となく乗り越えて住宅や倉庫の壁を破り、漁師町の路地は河川のようになった。「いつになったら波が収まるのか」。住民たちは不安な表情を浮かべながら避難し、天候の回復を祈った。(原田修社会部記者、鶴木義直黒部支局長)
■護岸堤越え住宅襲う 入善
「危ない、逃げろ」。午前十時四十五分、入善町芦崎の海岸沿いにある入善漁港はまなす公園近くで、叫び声が上がった。高波が護岸堤を越え、消防団員ら二十人が、冠水被害の片付けをしていた住民に避難を促した。
濁流が狭い路地をはうように住宅街に流れ込んだ。海水はたちまちひざ上まで達し、玄関先で身動きがとれなくなった住民もいた。「家に年寄りがいる。連れ出すのを手伝ってくれ」。通行人に助けを求める声があちこちで響いた。
岡本勝春さん(68)は、海岸から五十メートル離れた自宅が床上浸水した。「くみ出してもきりがない」と顔を曇らせた。
午前十一時半ごろ、水浸しになった住宅街の道路を、毛布で身をくるんだ高齢者ら三、四人を荷台に乗せたトラックが通った。割れたガラスなどでけがをした住民や、顔から血を流して荷台に横たわるお年寄りもいた。
高浜一郎さん(56)は午前八時ごろ、入善漁港近くで数人が波とともに路上を二百メートル流されるのを目撃した。「信じられない光景だった」
入善漁港では、係留されていた漁船数隻が次々と転覆した。「あきらめるしかない」。船を失った漁業者(58)は荒れる海を見つめ、肩を落とした。
■ごう音 地震のよう 黒部
「ゴト、ゴト」−。黒部市の生地鼻海岸では高波が発生する直前、強い波で消波ブロックが何度も揺り動かされ、生地芦崎一帯には地震のようなごう音がとどろいた。波打ち際には、消波ブロックの一部や直径二十センチを超す石が打ち上げられ、住民は「津波かと思った」と口をそろえた。
丸中水産の事務所兼倉庫は第一波の直撃を受けた。倉庫の外壁がはぎ取られ、建物の一角にある漁具資料館「北洋の館」も水浸しになった。潮の香に混じって油のにおいが鼻をつく。松野均社長(58)は「これほど波が押し寄せてきたのは初めてだ」と話した。
土のうの設置が始まった午前十時すぎ、第二の高波が襲った。再び大量の濁流が住宅街に流れ込み、護岸堤沿いの道路には石と砂が降り注いだ。
「また来たぞ」。午後二時すぎには三回目の高波が発生。消防団員らは袋に砂を詰める作業を急ピッチで進め、各家の玄関前には土のうが次々と積まれた。住民からは「温暖化で海面が上昇したことも影響しているのかもしれない」という声が聞かれた。生地鼻海岸には昭和四十六年に護岸堤が設置された。それ以降高波に見舞われても、大きな被害は出なかった。生地自治振興会の佐賀精三会長(76)は「護岸堤の増設や防風林の整備を急いでほしい」と沈痛な面持ちで語った。
■「家直撃初めて」 朝日
朝日町では、県境に近い海岸沿いの境地区の住宅で、二棟が床上浸水、一棟が床下浸水した。住宅ははいずれもJR北陸本線の北側にあり、けが人はいなかった。高波で宮崎海岸沿いを走る県道入善・朝日線の同町元屋敷−宮崎間(二・五キロ)は通行止めとなった。
会社員の水島隅男さん(63)は、木造平屋建ての住宅が床上浸水の被害に遭った。昼食を終えた正午ごろ、居間でくつろいでいると、「ドーン」という地響きのような高波の音とともに、隣室の台所の窓(縦〇・八メートル、横一・八メートル)が割れ、床が砂混じりの海水で水浸しになったという。
地元の消防団員らが散乱したごみの片付け作業を手伝い、割れた窓には板を張り付けた。水島さんは「一瞬の出来事で怖かった。長い間住んでいるが、家が高波に直撃されたのは初めてだ」と話した。
一方、同町の宮崎漁港は、防波堤を越える高波が何度も打ち寄せ、漁港に入る道路が冠水。波の勢いで、アスファルトの一部がめくれるなどの被害があり、近くの住民は不安げな様子で見つめていた。
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